材料
- 【ディル】
- 科名・・・セリ科
- 効能・・・鎮静作用、呼吸器障害の沈静、利尿作用、消化促進、消臭、殺菌作用など
- 使用部分・・・葉、茎、種
- 樹高・・・60cm~80cm
- 開花期・・・5月~7月
- 栽培難易度・・・やさしい
作り方
- やや湿り気のある土壌を好むので、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやる。
- 水はけの良い、水持ちの良い土が良い。
- 土壌が乾くとすぐにしおれるので、こまめに水を与え、生長してきたら2週間に1度くらい、液体肥料を与える。
- 日当たりの良い場所で、育てる。
- 草丈が高くなると倒れやすいので、支柱をたてるなどの対策を講じる。
- 20センチくらいの草丈になったら、新芽の先を摘むと、脇から芽が出て、枝数が増します。
- 1年草です。
ちょこっと一言


英語名は「ディル」ですが、和名は「イノンド」というそう。 (゜-゜)
江戸時代の初めころに日本にやって来て、早速に薬として使われてきたそう。
ディルは、1年草なんだそうですが、同じセリ科の「フェンネル」と一緒に育ててしまうと、すぐに仲良くなって交雑してしまうんだそう。
こうなってしまってから取れた種を翌年に植えても、香りも薬効も減ってしまうんだそうで、注意して育てるよう、そちこちで注意を促しています。
ディルは、古くはヨーロッパや北アフリカ、アジアで薬草として栽培されていました。
5千年も前からエジプトで薬としての活躍はもちろん、新約聖書にまで名を残し、中世には魔術を防ぐ効果があると信じられていたのだとか★
ただ、ディルは乾燥してしまうと香りがすぐに消えてしまうそうで、出来れば生で使うのがおススメのハーブなんだとか。
主に種を使うんだそうですが、ハーブティーはもちろん、生葉はピクルス液に入れたり。
葉の部分に殺菌作用があるので、生の魚介類の付け合わせにも良いんだとか。
はたまた、ホホバ油にディルの種で作った油を混ぜれば、マッサージオイルとしての効果を発揮(!)
頭痛の時には側頭部に、はたまた喘息や気管支炎の折には首や胸や背中に擦り込むと、効果があるそう。
身体に揉みこめば、冷えやセルライトにも効果があるのだとか★
また、ディルオイルをお風呂に垂らせば、ハーブバスに。
身体を温める効果があるので、冷えやむくみ防止に。
そして、その沈静作用で、頭痛や気管支炎などにも良いそうで、偏頭痛の人は、洗面器で手浴で。
冷え予防なら、足湯にするのが良いんですって、ふーん。 (゜-゜)
『ディルの、詳しい資料は、こちら☆』
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