材料
- 【ミント】
- 科名・・・シソ科
- 効能・・・鎮静、鎮痙、抗菌、防腐、発汗、利尿、中枢神経の機能亢進、胃腸の機能調整
- 使用部分・・・精油部分、料理の場合は葉など
- 樹高・・・10cm~1m
- 開花期・・・6月~9月
- 栽培難易度・・・育てやすい
作り方
- 地下茎を多く出して繁殖力旺盛、地植えには慎重な判断が必要。
- 日当たりが良すぎると枯れるので、夏は注意をする。
- 開花すると香りが減るので、すぐに摘む方が良い。
- 春~秋にかけて、収穫は随時可能。
- 水やりは、やや湿り気のある土を好むので、表面が乾いたらたっぷりと与える。
ちょこっと一言


・・・みなさまは、講談社発行の『とりぱん』という漫画をご存知ですか?
こちらの作者・とりのなん子さんは岩手在住で、主に冬に野鳥にエサを与えて、その生態と自らの生活を漫画に描いているのですが、そこに、このミントが出てきます。
・・・なんでも、彼女のお母さんが家庭菜園が趣味で、彼女もそれを受け継いでいるらしく、ずっと手伝っていました。
そしてようやく漫画家として独り立ち、仕事場兼住宅として、新しく一軒家を借りたんだそうですが、その庭を開墾。
野菜はもちろん、様々なハーブを植えて楽しもうと処、ミントも植えようとしたのですが、よくよく見ると、すでに大量に野生化(!)していたミントが群生していたんです(!)
・・・悪魔の草と化したミントを刈っても、刈っても、刈った側から根付いてしまうという大変生命力の強いハーブだとのお話でしたが、日本では主に、ペパーミント(日本ではアイスやガム、肉料理のソースなど)、スペアミント(エスニックに使われる)が有名ですが、他にも色々と種類があって、日本名は薄荷(はっか)。
『日本薄荷という種類のミント』があるそうで、今ではメントール(ハッカのあの、スーッとする成分)が化学合成できますが、それ以前は薄荷の精油(エッセンシャルオイル、つまり香りの元)から抽出していました。
第二次世界大戦直前辺りの日本では、このメントールとハッカ油を最大規模で輸出していたんだそうです。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
主に食用(ハーブティーはもちろん、ミントソースや、意外な処で天ぷらが美味しいとか!)にする他、葉をそのままお風呂に入れて楽しむのも良いそうです。
はたまた、ボールにお湯を注いで、ミントを浮かべて作るは『ミント液』。
これをスプレー容器に入れれば、トイレや生ゴミの消臭はもちろん、肌にかければ虫除けにもなるとか★
肩こり・頭痛に悩む方は、ミントの葉っぱを肩や首筋、眉間に貼ると、ミントの効果で凝りや痛みまでが緩和。o(^▽^)o
・・・なんだかちょっと植えてみたくなるハーブですが、外国なんかでは『虫除け』として、窓際に植えているお宅も多いんですって、びっくりしました。(゜-゜)
『ミントの詳しい資料は、コチラ☆』