材料
- 【クミン】
- 科名・・・セリ科
- 効能・・・疲労回復、粘膜保持、貧血予防、生活習慣病予防、利尿作用、消化促進など
- 使用部分・・・種子など
- 樹高・・・30cm程度
- 開花期・・・6月~7月
- 栽培難易度・・・やさしい
作り方
- 4月から5月中旬までに、種を蒔く。
アルカリ性の土壌を好むので、苦土石灰など植え付け2週間くらいの時に1度、追肥すると良い。 - 高さが5~8cmにまで育ったら、2~3株を残して間引くと良い。
- 乾燥と厳しい暑さを嫌うので、水やりはたっぷりと行うのが良い。
- 草丈30cmほどに成長し、花が咲いて枯れてきたら、株ごと刈り取って収穫をする。
(タネは脱穀をして、よく乾燥させて使います)
ちょこっと一言


クミンの和名は、馬芹(うまぜり)というそう。
地中海沿岸原産の1年、又は2年草なんだそう。
とにかくその歴史は古く、紀元前16世紀のエジプトの医学書にも、その名が見られるのだとか★
いにしえの墓所からは、副葬品としても扱われ、とにかく古代のギリシアやローマでは薬用はもちろん、美容にも。
その他もちろん、薬味としても活躍をされていたとか。
カレーで使われるのはもちろん、チリパウダーにも活用。
オランダでは、クミンを練り込んだチーズまであるとか★
ソーセージ、ピクルス、パン、ケーキなどなど。
活用の幅が広いのも、クミンの特徴といえるでしょう。
市販されているのは、タネのまま乾燥させたクミン・シードと、粉末にしたクミンパウダー。

毎日、小さじ1杯程度を摂ると、ダイエットにも効果があるとか☆
「植物ステロール」なる成分がクミンには含まれていて、それが新陳代謝アップに繋がったともありますが、、、
ヨーグルトに混ぜたり、コーヒーに混ぜたりして効能を試すのが、お手軽な方法なのだそうです。