最近カリフラワーさんに、萌えが来ている・・・。
その辺りの処を皆さま、ご存知でしたか・・・???
はわゆ情報によると、「海外セレブまでもが、注目をしている(!)」
とにもかくにも、今が流行!
低糖質、低カロリー(!)のカリフラワーさんは、今が旬な食材なのでございまする~っ☆ o(^▽^)o
はてさて。
カリフラワーさんが日本にやって来られたのは、明治も初期。
我が国では、花椰菜(はなはぼたん)と紹介、意気揚々と海を渡って来られたんですが・・・★
保守主義の日本ではなかなかに、やーっぱり、普及は芳しくなく。。。
とにかく、野菜としても、観葉植物としても愛されなかった・・・カリフラワーさんなのです。 (´_`。)
さて時は流れて、第二次大戦までもまず、乗り越えます。
一応カリフラワーさん、名乗りを上げるんですが、日本の皆さんの為ではなく、進駐軍の為(!)にとこぞって、日本の農家が栽培!
・・・それからは洋食文化の波に乗って、その当時はけっこうに日本でも普及を試みたようなんです。
ところが、後の緑黄色野菜ブームに押されて、ブロッコリーさんにまたもや、滅多打ちのノックアウトに!
・・・とにかくカリフラワーさん、打ちのめされてボロボロになる羽目に・・・いたわしい。。。
それが西暦も2千を超えて、ようやくに、今になって、それも昨今のヘルシーブームで巻き返しっ!!
低血糖食として見直され、そちこちで愛されるようになったと言うんですから、そのご苦労はといえば、並大抵の事ではなかったかと思われます。。。
そんな・・・カリフラワーさんなんですが★
和名は幾つかありまして、先ほどの他にはハナヤサイ、花キャベツ・・・などなど。
(゜_゜ )
アブラナ科の植物ではありますが、これまた色々と紆余曲折がございます・・・。
まずは、かのブロッコリーさんなんですが★
かのお方は、「野生(!)の、ただのキャベツ」だったんです。
それが、花のツボミの部分が、突然(!)モリモリと異常にお育ちに・・・っ。 (^^;)
その部分がたまたま、真っ白に突然変異をしたのが、カリフラワーさんだとか。
・・・そして互いに、ツボミだけを食べるんですが、、、
ブロッコリーさんはと言えば、花芽は咲くんですが、そこはカリフラワーさん、固く閉じたままで一生をお過ごしになるんだとか。 (‘_’)
そして陽に当たってしまえば、その身は黄色く変色(!)
つまりは日焼けをしてしまうんですが、となると値打ちが下がってしまうのだそう。
なので、カリフラワーさんはその葉で、絶えず美白を保ちながらの出荷、流通がなされているそうなんです。
ちなみにオレンジや、紫色(加熱すると、緑になる★)カリフラワーさんもいらっしゃるといいますから、驚きです。
はてさて。
カリフラワーさんは、その個性を活かして今では「低糖質で、低カロリー食材!」という事で、「お米や小麦粉などの、置き換えダイエット食」として活躍を。
「100g食べても、30カロリーを超える事はありません」し、グラタンなんかにジャガイモの代わりに入れても良いという事で、大活躍なんだそうです。
・・・何しろ、茹でてもブロッコリーに比べて、その含まれるビタミンCの減少は格段に少ないと言いますから、そこは嬉しい処ですよね。(^∇^)
お酢を加えて茹でれば、そのキレイな白い色が引き立ちますし、小麦粉を入れて茹でれば、そのアクまでをも吸収!
沸点も低くなって、早く茹で上がってくれるのが嬉しい処ですが、ここで両刀使いをするのはNGです!!
・・・お酢は野菜を固くしてしまうので、そこは代わりに、お塩でガマンをしましょう。
さて、そんな・・・カリフラワーさんなんですが★
その栄養はといえば、先ほどのビタミンCに加えてカリウム、食物繊維が豊富なのでこの時期、お腹の調子を整えてくれるのはもちろん、風邪予防にも良いですし、むくみ予防に効果もっ!
はたまた、その含まれるビタミンB群には、新陳代謝は高めて下さいますし、生活習慣病の予防にだって、一役買っちゃいます。
・・・カリフラワーって、実は萌えを感じていなかったんですが、はわゆサン★
我が身も反省し、これからの季節に積極的に取り入れていきたいお方です。 (^_^)/
さてもう一つの旬食材、ホタテさんの方に参りましょう。
最近では、どんな回転寿司でも、フツーにお見かけする・・・こちらの方なんですが★
余りにも見慣れたお方なゆえに、この国ではその立ち位置は、ずっとそうなんだなと思っていたんです。
ところが、ドンドン!
1959(昭和34)年の辺りまでは、漁獲高はたったの2万トンほど。
・・・ところが1970年代を向かえて、人口が増えて来たからなものでしょうか。
「この国では、養殖を擁立していこう!」という事で、養殖法なる法律が成立。
それまではかのホタテさんは、天然物ばかりが流通。
なので当時は、超(!)のつく程に、高級品としての地位を欲しいまま(!)にされておられました。。。
ところがここで、さすがは日本!
養殖の技術もどんどこも良くなり、玉ねぎネットのおかげか、その漁獲高も格段にアップ☆
しかも「養殖で育てられた稚貝」でさえも、そちこち海に撒いておけば、人恋しくなってか、自然に天然モノさんまでもが寄り集まって、共にお暮らしになられるそうなのですから・・・。
今でも、イメージとしては高級品(!)
なんですが、とにかく今では、お財布には優しい旬食材さんなんです・・・。
なんだか、冷えが増し増してゆくこの浮き世の中で、ひっそりと寄り添って下さり、支え合って下さるという、ありがた~い存在なんですよね、ホタテさんって。
ちょっと、惚れてしまうくらいなお方ですよね。 (^_^)v
ホタテさんは、見ての通りのイタヤ貝科の二枚貝です。
・・・調べると貝というのは一応、軟体動物になるんですねぇ、まぁ。。。
江戸は中頃に出版されたという、当時の百科事典である「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」にも、その名が見られるくらい、フツーに愛されているお方であったよう。
そこには、「口を開きて、一の殻は舟のごとく、一の殻は帆のごとくにし、風にのって走る。故に帆立貝と名づく」と、あります。
東北から北は、オホーツク海などで生息。
その産卵は春で、3月から6月頃にかけてで、生後35日程度は、ふわりふわりとプランクトンのように漂ってお過ごしになり、殻の大きさが0.3ミリほどにまでなったかなぁという頃に、今度は初めて足糸なる部分が出て来て、海底の岩などに捉まっての生活に。
そしてまた、2~3ヶ月ほどが経ったところで、今度は自ら、足糸を切って旅立ち、海底生活を始められます。。。
・・・水深は、10~30メートルほど。
その辺りの砂地をこよなく愛し、天敵のヒトデさんなどに出くわすと、一心不乱に貝の口をパクパクとさせて、逃走をするようです。 (〃∇〃)
そして、意外や意外。
ホタテさんって、雌雄が分かれていらっしゃるんですね。
・・・生殖腺の色が、オスは白で、メスは橙色なんだとか。
1年で3センチ、2年が7.5センチ、3年経てば9~12センチと来て、4年でに12~15センチに成長(!)
その寿命は、10年ほどなんだそうです。
そしてホタテといえば、何と言っても貝柱・・・★
産まれた時には、それはアサリのごとくに、2本あるよう。
・・・それが成長をするにつれて、前閉殻筋と呼ばれる方が失われていき、後閉殻筋だけが残っていって、いよいよ一本立ちにっ!
そして、最高に大きく育つと、20センチほどにもなるんだそうです。 ( ̄ー ̄;
・・・さて、ホタテといえば養殖(?)
その方法としては、貝殻の一部に穴を開けてロープで繋いで海に沈めたり、はたまた玉ねぎネットなどに纏めて入れて沈めるなど、するそう。
ちなみに、日本で初めて養殖を試みたのは、天然採苗で1934(昭和9)年、北海道はサロマ湖で。
・・・さらに日本初のホタテ缶は、なんとそこから更に遡っての、1912(大正元)年!
高瀬根室支庁長の薦めだとかで、当時から缶詰会社を経営しておられた和泉庄蔵さんという方が、やはり北海道の地で始められたとか。 (‘_’)
何しろ生のままでは、当時の流通ではどうにもならず★
なので昔は、「乾物や缶詰に加工しては、主に輸出に使っていた」そう。
だから当時は、なかなかに日本人の口には入るモノではなかったとも、資料にあります。
それが今では流通し過ぎて、その貝殻の始末までもが、絶賛模索中とか。 (^_^;)
・・・何しろ今や、その漁獲高も50万トンほど。
なのでその貝殻を、消費をしたくても「費用との兼ね合い」もあって、とにかくまだまだ難しいのだとも、資料に★
そして難しいといえば、最近では内臓部分に当たる、ウロと呼ばれる中腸腺(肝)。
こちらは貝毒やら、重金属のカドミウムなどが貯まる場所でもあるので、食べないようにという指導が出ているとか。
そんな・・・ホタテさんなんですが。
タンパク質が多くて、資質の少ない低カロリー食材!
そして、身体を元気にしてくれる滋養強壮食材であるとも、資料にあります。
タウリンは身体を強壮にしてくれますし、そして旨味の素は元気の出るグリコーゲン。
食べていれば、元気になること、間違いなし!
ヒモも貝柱も、缶詰はもちろん、そして乾物になってまででも、・・・愛していこうではありませんか。
カリフラワーの栄養と効能
カリフラワーの栄養
ビタミンB、C、食物繊維、カリウムほか
カリフラワーの効能
生活習慣病予防、免疫力アップ、風邪予防、ストレス緩和、むくみ解消、抗酸化作用など
ホタテの栄養と効能
ホタテの栄養
タウリン、タンパク質、亜鉛、グリシン、グリコーゲンほか
ホタテの効能
眼精疲労予防、生活習慣病予防、疲労回復効果ほか