ねんりん きらきらへようこそ!
みなさま、はじめまして。
ハンドルネーム「はわゆ」こと、山野亜紀と申します。
私がこのHPの足裏呼吸法を用いる健康体操の考案者であり、ドラマや舞台などで殺陣・武術指導を手掛けておられた林邦史朗先生と知り合ったのは、1994年の事です。
以降、倦まず弛まず(?)師匠の許で稽古を続けたんですが、年月を重ねれば体質・体系も変わります。(^_^;)
・・・私自身、独身で子供もおらず、しかも1人暮らしの生活です。これから、何を目標にしたらよいものか・・・。(-“-)
そんな折に思い出したのは、亡き母の事です。
彼女は旅先の温泉宿の、湯船の中で永眠しました。そんな彼女の最期の写真が、「夕食を囲んで、家族とビールで乾杯」している写真なんです。
・・・年経ても、そんな風に最期のその一瞬まで、きらきらと楽しく生きていけたら。
そんな願いから、HPのタイトルを決めました。
「ねんきら」には、そんな私の願いに力を貸して下さる方がいます。
まず殺陣はもちろん、真剣刀法や体術・剣術・太極拳はもとより、ご自身が俳優でありドラマや舞台などで殺陣・武術指導を務めておられた林邦史朗先生です。
2013年9月に、マガジンハウスから出版された先生考案の足裏呼吸法を取り入れた健康体操は、なんと1970年くらいに創られたそうで、私もかれこれ20年近くお世話になっています。
林邦史朗先生は2015年10月にご病気で亡くなられましたが、山野亜紀のスタート地点、生涯の師匠であり、アドバイザーとして当HPには君臨をお願いしています。
そして、健康を支えるモノといえば・・・お食事。
毎度、冷蔵庫の前で苦悩する私が思い付いたのは、一人暮らしだとどうしても無駄が大きい。
材料を買い過ぎては余らせ、後悔を繰り返すばかりの毎日です。(T_T)
・・・考えてみれば日本も核家族化が進み、子供も巣立ってしまえば、夫婦2人でだとか、年齢を問わず、1人で暮らす方も多いよう。
・・・せっかくなら自分にも役立ち、またそういった方々にも役立てるようなメニューを提案していただけたら。
その思いに、アプリールクッキングスタジオの飯嶋知晴先生が応えて下さいました。
・・・さてさて、そこで考える私です。(^0_0^)
林先生の許でとにかく、大河ドラマに関わる剣術や体術は、一通りは勉強しているハズ・・・。(゜-゜)
この際せっかくなので、今も続くそういった教えの如く、歴史の向こうから続いているようなお料理も併せてご紹介をしてみたい。
・・・さて、一体どの辺りの時代から行ったものやら・・・と思ったのですが、問題なのは調味料でした。
一番古いと言われている古武術の流派は、室町時代発祥と言われる香取神道流だそうですが、さすがに室町辺りまで戻ってしまうと、お醤油がないのが寂しい。(^_^;)
調べてみると、江戸中期くらいにはそれも揃ってきたようで、また江戸の町は女性人口が少なく、町を造る職人や人足が多く暮らす為に核家族や男の1人暮らしも多いよう。
なにより、現代も食べられている日本料理の基本が、江戸の後期に完成したと資料にあります★
・・・それなら江戸時代の、しかも庶民が口にしていたようなお料理をぜひとも併せてご紹介してみたいのですがと、飯嶋先生にお願いをしました。
現代レシピ(調味料が、世界各国に肥大化☆)も併せれば、きっと色々なメニューが食べられるわ☆
・・・と、ついつい、欲張りな私です★(^_^)v
ところで、忘れてはいけないのが、カメラマンの永井知加人さんです。
毎度毎度の私の無理難題を、涙を大ジョッキで飲みほしては、そのプロの技術で応えて下さいます。
杉山慶太朗さんもまた、私のつたないPC技術を支えて下さいます。
飯嶋先生がご提案下さる江戸のお料理がまた、以外にも素朴で力強く、食べると体が元気になるようで嬉しく思っています。
昔から受け継ぐモノも、その伝わる技術も、古ぼけて見えても実はきらきらしています。
その「きらきら」が人の心を支え、力づけていけたらと願っています。
2013年6月17日
(ねんりんきらきら)
飯嶋知晴・杉山慶太朗・永井知加人・林邦史朗・山野亜紀
(協賛)
アプリールクッキングスタジオ/オフィス・リバティ/(合)幸楽社/㈱明道社
※林邦史朗先生は2015年9月28日、「自分の技術を伝えて欲しい」と山野亜紀にその願いがあって「邦史朗」という名を託されました。この名を生涯、大切に励んでまいります。(2016年3月22日)