・・・ライブ開催の前に、なんとかこのエッセイを上げてしまおうと思っていたのですが、力及ばず。(^_^;)
思ったりやったりは、自身に余裕がないと出来ないモノだと、つくづく、思い知らされました・・・はわゆサンです。(^▽^;)
・・・それでもなんとか、レシピページだけは先に上げましたよ(!)
はわゆサンにとって、全力疾走の連続だった・・・5月ですが、みなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか。
5月16日(金)~18日(日)に、東京都渋谷区恵比寿にある、『シアター代官山』という劇場で、公演をしてました。
今回と次回は、そのお話をしてみたいと思います。o(^▽^)o
・・・はてさて、皆様は、林邦史朗先生が過去、劇団ひまわりに通っていたことはご存知でしょうか?
林先生が若かりし、昭和30年代初期。
・・・今でこそ、タレント養成所や劇団の数は降るようにあり、そして殺陣の稽古場も星の数ほどあるように感じますが、その当時はホントに、この劇団と俳優座、あと幾つかあるかなきか・・・といった時代だったそうです。(゜-゜)
そういえば、有名俳優が『もと劇団ひまわり所属だった』と、劇団のパンフレットで見た事がありました。
ネットにも出てますが、松坂慶子さんや、歌手でいえばジュディ・オングさん。
真田広之さんに柳葉敏郎さん、古尾谷雅人さんに石塚英彦さん、おや、渡辺謙さんもこちらの出身者でしたか。(;^_^A
上記に上げた方々よりも、ずっと年上な林先生★
都立向島工業高校を卒業しょうかという頃、就職するかどうかで、自身の行く先を悩んでいた・・・林先生。
そんな時に、新聞の広告で『劇団ひまわり、劇団員募集』の広告を見て、役者になる決心をしたそうなんですが、当時はまだ砂岡藤三郎社長(現在は、子息である砂岡不二夫氏が代表)一人でこういった広告を出したり、営業に回ったりしているような小規模な劇団でした。
これがご縁で、1995年から林先生は、劇団ひまわりで殺陣のレッスンを受け持つ事になりました。
そして、はわゆサンも1999年から、こちらで林先生の代理講師を務めるようになるのですが、このシアター代官山は、1984年に建てられた劇団所有の稽古場兼ホールと、劇団HPにはあります。
123席の小さな劇場ですが、今この広さで劇場を新しく建築するとなると、300席は作ってしまうんじゃないのかなぁ・・・とは、この『ねんきら』カメラマンの、永井知加人氏のお言葉。(^_^;)
客席と客席の間隔が広いのが自慢のこの劇場で、今年は公演を打とうと林先生が決心をしたのが、昨年の暮れのことでありました。
さて、今回の演目名なんですが、『林邦史朗公演』にしてしまうと、お客さんは『林先生のお芝居する姿を観に』来てしまいます。
・・・ですが、林先生が見せたいのは、殺陣に拘った演目の数々でしたから、悩みに悩んで・・・はわゆサン★
お客様に、純粋に殺陣を楽しんで戴けるよう、演目名を『殺陣ライブ』と致しました。
ライブなら、即興オリジナル、なんでもござれですし、そのネタには、林先生なら全く事欠きませんもんね。(^-^)
こうして・・・名目だけでも、プロデューサーという地位に収まってしまった・・・はわゆサンですが、はわゆサンにもまた、夢がありました。(〃∇〃)
・・・というのは、お芝居を見に行くと、その公演が成功であれ、不成功であれ・・・(?)
お芝居しか見れず、たまに劇団関係者が『懸賞のあるガチャポン』を作っていたり、缶ビールなどのドリンクを販売していたり、ちょっと大きな劇場に行くと、お弁当や飲み物を売ったりとかありますが、決まり切ったモノしか置いてないし、高額だし、お芝居が始まるまでは何だか、腰が落ち着きません。( ̄_ ̄ i)
・・・劇場という空間でもっと、お客さまがゆったりと出来て、公演に親近感をもって下さったり。
例えば、知らない同士がおしゃべりできるような切っ掛けというか、そんな何かを提供する事って、できないモノでしょうか・・・???
そしてついでに、色々なモノを見たり感じたり、体感できるような何かって、ないものでしょうか???
・・・さて、そこで昨年6月から、この健康とお食事のHP『ねんきら』を始めている・・・はわゆサンです。(^_^)v
林先生が時代劇やるなら、はわゆサンだって、『ねんきら江戸レシピ』で攻めちゃうもんね~☆
・・・と、思ったんですが★
そこには紆余曲折があって、まず一番の問題は、劇場に調理設備がないこと(!)
飯嶋先生にご協力戴きたかったのですが、先生の教室は家庭料理で、この劇場で毎日200食出すとなると、火力不足で難しいとの事でした。(T_T)
・・・さて、『飯嶋先生の処の料理設備が、火力不足』なのは、はわゆサン的にも「たぶん、そうかな」くらいには、思ってました。(^_^;)
なので、考えてはいたのですが、実は、はわゆサンの殺陣の稽古仲間には、今はケータリングの仕事などをしていますが、料理人が一人いるんです。(〃∇〃)
最初は、「ホントに料理人なのか、怪しい奴だ・・・」という林先生はもとより、門下生にも評判の男でした。
ところが、どっこい(!)
武劇館の宴会で、その腕を披露して初めて、
「・・・杉本、君はホントに料理人だったんだね・・・」
と、みんなから認められたという御仁なんです。(^_^;)
年に何度か、武劇館では宴会が行われる事があります。
時には、『林先生の知り合いで猟銃免許を持つ、居合の先生が持ってきた猪と鹿肉でやるパーティー(!)』では、その腕を遺憾なく発揮し、素人ならせいぜい、焼き肉と鍋パーティーくらいな処を、シカ肉の刺身から、たたきから、そしてフルコースまで作ってしまうという、この腕前には林先生を始め、門下生が揃って驚愕(!)
・・・ちなみに、そんな料理人だとは思っていなかった・・・はわゆサン★
この御仁、杉本晴青氏(写真は、今回は杉本氏の協力者で別人★)によく、自分が作ったオカズを稽古の折に食べさせていた処、あるやはり・・・イノシシ鍋の宴会の折に、
「ふつう、イノシシ鍋は砂糖を使って、こんな味に作るんですが、はわゆサンはこちらの味付けの方がお好みかと思うので・・・」
なんていうので食べてみると、これまたビックリ(!)
確かに、こちらの鍋の味の方が、はわゆサン好みの味なんです。
「料理人っていうのは、自分が好む・好まないに関わらず、自分の務める店の味を(それが何店舗でも★)覚えるのが、仕事なんだナ~」
としみじみ、感心したのを、覚えています。
・・・それまでの、はわゆサンの人生で、周りには料理を生業とする人が誰一人としていなかったのです。
ですがまた、これが飯嶋先生となると、
「私は、だし汁1カップに醤油が大さじ1とか、この調味料の配合を見ただけで、味が判るの」
と仰いますから、はわゆサンがうっかり、ゆるっと一歩踏み出した「料理の世界」っていうのは、ホントに奥が深いモンです。(^_^;)
そんな訳でライブのチラシにも、「ねんきら江戸レシピの試食付き」と書き加えようと思ったんですが、時節は5月(!)
・・・ぼつぼつ、暑さも増してきますし、(調理設備がないので★)ケータリングで持って来るとなると、江戸レシピは安全面が難しいとのこと。
召し上がったお客様のお腹を壊させる訳にもいきませんで、チラシには泣く泣く、「江戸レシピなど(!)の試食付き」としました。
さて、こうして思い付きだけで生きてきた・・・はわゆサンですが★
飲食関係の仕事なんて、20歳の頃に3ヶ月くらい、ハンバーガーショップの店員をやったくらいしか経験がありません。(^_^;)
しかも、劇場が満席になるかはその時点で未知数とはいえ、どう考えても1日200食以上(!)
その実態がどんなモンかなんて、はわゆサンの想像の範疇をマックスで超えております。(゚_゚i)
・・・なので、料理関係は全て専門家の杉本氏に一任し、チラシにもこれまた「ワンドリンク付き」と唄っていたので、まぁ、『この辺りは、買ってきた缶ビールとか、なんとかで済ませてみようか』とも・・・思っていたんですが★
はわゆサンの開催する『タテ(殺陣)でサムライな体験WS』で知り合った方のご紹介で、ベルギービールを2種類(!)
サーバーで、サービスをする事になりました。o(^▽^)o
はわゆサン的には、この会場は『殺陣ライブという会場の意味合いだけ』でなく、色々なモノに巡り合ったり、触れたり、知ったり。
話してもみたりといった、楽しい場所にしたいという希望が強くあったので、それがこうして拙いながらも叶ったわけです。(〃∇〃)
・・・さて、そういえば。
「1人前の予算が幾らで、何種類で、何人前と注文して下さい」
との料理人・杉本氏のお言葉でしたが、これだけ大掛かりな料理となると、何がどれくらいで、どの程度の手間なのかが、全くもって、はわゆサンには判りません。(-“-)
なので、ともかくも、決断するのはプロデューサーの務めですから、
「せめて3種類とか、できたら5種類くらい品数があって、予算がこれだけで、一応試食という形の量でサービスしてください。後(の難しいこと)は・・・任せた(!)」
ってなノリだったんですが、初めての殺陣ライブ、そしてこういったサービスも余り例がないという事で、杉本氏は毎日、色々と工夫をして、9種類もの品数(!)を提供して下さったんですが、これまた、お客さま方はとにかく、食べた、食べた、食べた・・・。(゚_゚i)
みなさま、「試食」ってどんなモノだか、ご存知ですかっ!?
・・・って、叫ぼうかと思ったくらいに召し上がり・・・。(^▽^;)
いや、知ってはいたけど、杉本氏の料理が、美味しいからいけないんだ。。。
お客さま方、みなさま、がっつりと食べ過ぎ~・・・。(T_T)
それは、『試食』ではなくて、『昼食、そして晩御飯のノリですよっ(!)』
・・・と、はわゆサンが蒼くなるほど、このサービスは盛況(!)
で、ビールもまた好評。
はわゆサンのイメージしていた劇場は大賑わいで、お客様の楽しそうな顔がたくさん見られたのが、プロデューサーとしての喜びだと思いました。(^-^)
さて、このブログは次回に続きます。
しばし、お待ちを。
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