2月に入って、すぐに節分。

突然ですが皆さま、豆まきやら、イワシを食べたりの行事はされましたか?
・・・なんて言いながら、今年は結局、セブンイレブンが熱を入れている恵方巻きにも、何の行事にも手を出さずに済ませてしまった・・・はわゆサンです★
yjimageあぁ、なさけなや。(^_^;)

昨年末に引いた風邪が、今も完全には治まらず。
・・・それでも、寝たり起きたりしながら仕事をしていたんですがそんな折、とても素晴らしいニュースが、はわゆサンの許に飛び込んで来たのでありました。
飯嶋先生が昨年手掛けたMOOK「野菜スムージー&スープレシピ120」という本が、なんと(!)
グルマン世界料理本大賞に、選ばれたのですっ!!!

・・・ところで、MOOKって何?

s調べてみると、書籍と雑誌を兼ね備えた書物のことだそう。
昨年は、・・・今もまだ続いていると思いますが、そういえば、けっこうなスムージー流行りでしたよね。
「野菜はたっぷりと摂りたいけど、なかなか調理して食べるのは困難。ところが、スムージーなら手軽でカンタン!」
野菜や果物を併せて、ジューサーミキサーなどにかけて作るスムージー。
生の食品から得る酵素が、美容にはもちろん、健康にも良いと大評判(!)

・・・残念ながら、はわゆサンはまだ手掛けた事がありませんが、・・・それで風邪が治らないのかなぁ。。。(-_-;)

芸能人がレシピをテレビで紹介していたり、さまざまなスムージーの紹介本も昨年は出版されていたみたいなんですが★
iijim・・・もともと「スムージーレシピ100」なる本が出版されていたそうなんですが、それを超える「レシピ120本」を出版しよう(!)という運びになり。
そのレシピ制作にと、白羽の矢が当った・・・飯嶋知晴先生が、その期待に応えるべく、そういえば昨年は頭を悩まされていたような・・・。(゜-゜)

ちなみに、「グルマン世界料理本大賞」とは一体、どのような代物なのでしょうか。
調べてみますと、1995年オレンジ系のリキュールの製造・販売を始めたというフランスのコアントロー家の一族、エドゥアール・コアントロー氏が設立した「世界唯一の料理本の賞(!)」なんだそう。
ちなみに、この方の弟さんはフランス料理の名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」のオーナーなんだそうで、こちらの学校は世界各地にあり、日本にも代官山や神戸にあるんだとか。

この本のコンセプトといえば、

毎年、その年に発行された「世界中の、40言語を超える料理本の中から厳選(!)」
「料理本のアカデミー賞」とも呼ばれているそうですが、その賞の本位は、「料理を言葉で表現する」人々へ褒章と名誉を与えることにあるのだそう。
毎年、それぞれが「昨年1年間に、新規出版された料理書を以て、エントリー」して、審査に当たって戴くんだそう。

4飯嶋先生がレシピ提供されたその本は、真空式ミキサーや石臼式ミキサー、加熱式ミキサーの他、ハンドブレンダーなどなど。
今、注目の「器具の特徴を活かしての、スムージーとスープのレシピ紹介」が目玉となっています。
カロリー表示式で、色々と作れて、しかも材料にムダがない(!)
・・・そこが自慢のレシピブックなんだそうですが、メディアックスから昨年8月27日に発行された81ページの料理本でした。
まだ書店にも出ているようなので、よろしければご購入を。
1冊、800円でございます。<(_ _)>

・・・はてさて。

飯嶋先生が、輝ける活躍をされている間に、はわゆサンは一体、何をしていたのか・・・。
DSCF0572今年も、月に2回の真剣刀法と殺陣の体験WSはもちろん、月に1回の乗馬教室を開催しながら、ぽちぽちとやっておりましたよ。

昨年の8月に落馬して、ちょっと馬が怖くなったりもしたんですが、沖縄県は与那国島まで行って、与那国馬に乗ったりして、その辺りを克服(!)
世間様的には、さして価値はありませんでしたが、はわゆサン的には色々と・・・乗り越えている毎日なのでありました。(^_^;)

毎年、お正月には「はわゆ兄と2人の、家族旅行」をするのが、はわゆ家の習わし★

色々と相談した挙句、昨年は大河ドラマは「軍師官兵衛」でしたから、その辺りをぶらついてみようかという話になりました。
夏は暑いから、東北か山の上か海辺りでしょうし、冬は、寒いから温泉とか★
image1・・・温泉には入りたいけど、そういえば琵琶湖の辺りとか、愛知辺りは、余り足を運んでいなかった感が。

せっかく、はわゆサンは武劇で忍者の殺陣とかもしているんだから、「一度、忍びの里に行く」のも良いかなぁと、そんな感じで2泊3日の旅が決まりました。
ちなみに、そんな時に何故か、以前に取材を受けていた読売新聞の川越版で、林先生の記事の掲載が決まりました。
広報担当と言う事で、殺陣の稽古やWSの問い合わせの電話が舞い込む中での、旅行出発と相成りました。
ふっ・・・。
なかなかに、のんびりと・・・とは行かない、はわゆサンの旅です。

朝の10時に、東京駅を出発。

名古屋に到着し、名物の味噌煮込みうどんにするか、櫃まぶしにするかで悩みましたが、専門店は丁度御昼時でスゴイ(!)行列が0043出来ていたので、
「両方食べられるお店が、良いよね」
という訳で、一応はどうも、ふぐ料理が売りのような「お食事処ゆうふく」にて、名古屋飯を堪能させて戴きました。
それから、はわゆサンは初体験☆
近鉄線に乗りこみ、桑名まで移動。
桑名ステーションホテルに荷物をおろし、夜のイルミネーションが美しいという長島リゾートへと移動しました。

長島リゾート「なばなの里」は、長良川河口堰近くにあります。

「そういえば、マンガ美味しんぼの海原雄山が、この河口堰で出来ると長良川名物のシジミの、生息が出来なくなるとか言って、怒ってたよねぇ」
44・・・塩害を防ぐ目的で作られた河口堰は、移動中のバスの窓から見えるだけですが、観光客の目には今一つ美しくは映りませんでした。(T ^ T)

さて、「なばなの里」に入るにはもちろん入場料が掛かりますが、千円の金券が付いてきました。
併設施設で、この金券が使えます。
IMG_8241世間様が暗くなるまでにはまだ時間があったので、併設しているベゴニアガーデン(写真・右)を眺めたり、木曜日だったために、ものすごく空いていた日帰り温泉の「里の湯」を楽しんでたら、お時間は丁度頃合い。
いよいよ・・・メインのウィンターイルミネーションを眺める事にしました。

昨今はLEDのおかげか、少ないエネルギーで夜景が景色豊かに楽しめるご時世に。
「・・・お金かかってますねぇ~」
「やるなら、ここまでやらないとね」
なんて語りながら、B級グルメの「しじみコロッケ」を齧りつつ桑名まで戻り、
「この店のハマグリは、桑名産かな~・・・」
「絶対に違うと思うけど、いいじゃないの、そう思って楽しめば」
などと語りつつ、名物の焼きハマグリなどを楽しみました。

IMG_8257そういえば、お店探しで歩いたていた「桑名一番街」と「桑名銀座通り」なんですが、余りの寂しい(シャッター街)な様子に兄妹2人で、号泣しそうになりました。(^^;;

・・・後でよくよく人様に聞いてみると、はわゆサン達が歩いていたのは夜の10時近くだったんですが、この辺りのお店は、8時くらいで終わってしまっていたんだそう。
メインストリートになる桑名モール「寺町通り」は結局、行けず終いなのが残念★

翌日は、またも近鉄線から伊賀鉄道に乗り換え、生憎の雨の中を別名、白鳳城と呼ばれる伊賀上野城や。

1忍び屋敷などのからくりが見られる、伊賀流忍者博物館などを巡りました。
伊賀上野城は、「豊臣秀頼を見張る為に、藤堂高虎が手を入れた」というお城で、その敵の侵入を防ぐ高虎が手掛けた、自慢の高石垣が名物(!)なんですが★

・・・結局このお城は、災害に見舞われた事はあっても、戦火に巻かれる事はありませんでした。
後年、天災で失われたままになっていた天守閣は、衆議院議員を務めた土地の名士・川崎克氏によって昭和10年に復興されて、今の姿になったのだそうです。

yjimageところでこの伊賀の地は、なんと(!)
俳諧の巨匠・松尾芭蕉の産まれ育った土地だとか。
芭蕉が産まれたという「芭蕉翁生家」も訪ねました。
ちなみに、忍者装束がレンタルできる「プチ忍者変身処」なる施設もありましたが、はわゆサンはパス。(^_^;)

ちなみに伊賀鉄道では、松本零士が手掛けた「忍者列車」が数種類走っていて、それに乗れるんですが、往復共に何故か、「ピンク色の、くの一列車」に当たってしまいました。(^◇^;)

さて、この晩は宿の舟で渡鹿野島(わたかのしま)へ渡り、「風待ちの港 福寿荘」に宿泊をしました。

なんでもこの辺りは、お江戸の頃には海運がたいそうに盛んだったとか。
菱垣廻船や樽廻船の荷はもちろん、人も安全に、素早く運ぶ為にも当時は、「良い風を待つ必要があった」そう。
IMG_8283もちろん、台風などの災害から身を隠す場でもありました。
河川にもそういった場所はありましたし、港にもそうした「風待ち場」が多くあったそうで、「良い風を待つ間は」というと、船人達にとっては退屈な空き時間・・・★

・・・なので、その隙間を埋めるべく、島の海女が船人の世話をしたり、一夜を共にしたりといったもてなしをしたそうですが、それは昭和の赤線(売春)禁止までその風情は続いて、遊郭もけっこうにあったそう。

そんな渡鹿野島は、的矢かきに伊勢海老にと、海鮮三昧(!)

image1やっぱり、お正月の旅行はこうでなくちゃねといった感のある、旅でした。
温泉は気持ちいいし、言う事なしだったんですが、寒かったのには閉口しました。

・・・ついつい関東人は、南に行くと思うと「暖かいだろう(!)」と妄想してしまうんですが、今回ばかりは、そうもいかず★
最終日は志摩の灯台に登ったりもしましたから、もう少し着込んでいかないと、寒さで死ぬ・・・。
そんな事が身に染みた・・・お正月の事の出来事でございました。(^^;;