8月になりました・・・。
東京のお盆は、・・・7月。
ではありますが、地域によっては8月の処もあるらしく、未だにスーパーでは「お盆セット」を売っていたりもしていますが、皆さま、いかがお過ごしですか?
毎度、はわゆでございます! (^_^)/
8月5日なんですが、お誘いを受けまして、こちらのイベントに参加をしてきました。
・・・ところで皆さんは「真田モノ」というと何を思い浮かべますか?
はわゆサン的には、池波正太郎氏の「真田太平記」がダントツでございます。
かの作品には、忍者も一杯出て来て楽しいですし、実は幸村の父である真田昌幸の名前も、この小説で覚えました(!)
2009年に、高野山を訪れた折り。
せっかくなので、途中にある九度山(真田昌幸、幸村が関ヶ原の戦いの後、蟄居を命じられた場所)にも立ち寄ってみましたが、その当時はまだ、あちこちに真田の旗は立っていたものの、ホントに静かな場所でした。
今年はもう手に入らないくらいに、人気があるそうなんですが★
当時もお店(真田庵)が閉まっていたので、真田紐がは手に入りませんでした。 (-_-;)
・・・今年は3月から1年の間、「九度山・真田ミュージアム」なる建物で「真田丸・大河ドラマ展」が開催されているそうですが、賑わっているんでしょうねぇ、きっと。 (‘_’)
はわゆサンが訪ねた時には、道行く殿方に(秋だったので★)「富有柿」を戴き、それを囓りながら山道を歩いたという記憶があります。
九度山に寄ってからの、高野山と熊野古道の旅。
・・・この年(2009)は、今は失われた前進座劇場にて、「林邦史朗先生の芸能生活50周年記念公演」を行った年・・・。
産まれて初めて、やり方も判らずにプロデューサーなる大役を務めた年でもありました。
そのお疲れさんツァーの意味も、あったかも。
・・・そして、身を清めようとでも思ったモノでしょうか? (^▽^;)
この時、初めて宿坊に泊まったんですが、高野山中、たった一軒だけ天然温泉が自慢(?)だという、「福智院」というお寺さんでの事でした。
たしか、「じゃらん」か何かで、「単身で宿泊ができて、精進料理が戴けるプラン」という事で、せっかくならと予約したのを覚えています。
・・・宿に入ると、早速にお坊様が宿帳を持って来られたので、
「おぉ、さすがは宿坊!」
と思ったのですが、宿の案内の後に、次々と写経体験やら、祈祷をする希望はあるかなど(金額の説明付で★)聞いて来られたのにも、ちょっとビックリしてしまいました。(^^;)
・・・宿泊費だけでも、はわゆサン的にはけっこう高額であるのに、さらに金銭面での要求(?)があるとは・・・★
でも、振り返ればまぁ。
「場所が一応、お寺サンな訳」ですから、寺といえばそういったイベントというのも付物なのでしょうか。
これがまた、そのイベントに参加をするにしても、けっこうに時間的に制約があってだったので、悩みましたが、結局は無料で参加できるという「朝のお勤めの参加体験」だけご一緒することにしました。
ところで福智院さんといえば、真言密教のお寺・・・。
はわゆサンの家は曹洞宗なので、福智院さんの読経はとても、物珍しく感じました。
「テノールとバスの、合唱のようなお経」・・・なんて言ったら、叱られてしまうでしょうね。(汗)
仏像などキョロキョロ眺めていたら、観光客が入ってはいけない処であったらしくて、叱られてしまったのを覚えています。
またお食事ですが。
お寺サンの精進料理という事で、とっても楽しみにしていたのですが、和歌山という土地柄なのか(?)
・・三の膳まである、豪勢なお料理でしたが、山歩きをしこたまして来た身であったせいか・・・?
味付けが薄くて、甘く感じられてしまったので、お醤油がとっても恋しかったのを覚えています。 (T_T)
朝餉の板海苔が、味付け海苔だったなぁ・・・。
後日、「秘密の県民SHOW」を見ていて、関東は焼き海苔で、関西は味付け海苔であるというのを初めて知ったのですが、、、
また、この宿坊の温泉は幾つかあって、畳敷きの洗い場があったり、岩風呂であったりと、楽しめました。
お寺サンならではの調度品や掛け軸のあるお部屋も良かったですし、いつもはこんなにゆっくりと眺めないであろう絵や彫刻、お庭を堪能出来たのが良かったです。
観覧客が誰もいない時間もありますから、その点では贅沢な感じが致しました。
さて、そんな・・・真田の旅であったんですが。
小説には岩櫃城、沼田城、上田城という名前が出て来ます。
沼田城については今年、NHKの「ブラタモリ」という番組で、河岸段丘を利用したお城であるとのお話でした。
地理にうとい・・・はわゆサンですが、最近は歴史好きの皆さまに囲まれて、幾ばくかの資料を読んだりもするようになったので、お城の守りというのにも少し勘が働くようになってきました。
先日、初めて甲冑を着せて戴いた鉢形城(埼玉県・寄居)は、流れる川が堀の代わりだと言いますし、今度の岩櫃城はいったい、どんな感じのお城なんだろうと思っていたのですが、天守閣など残っている訳ではないようです。
ただ山の形が、ホントに難攻不落な感じがしたのでやっぱり、何でも一度は見てみるべきかなぁと思ったモノでした。
こんなに断崖絶壁で、どこにお城を構えていたのモノっ!?
と思ったのですが、やはり山の天辺には築城されなかった模様・・・。
不思議な山の形に、すっかりと観光気分になったんですが★
現地へ着いたら、甲冑行列のメンバーにご一緒しての参加なので、そこは荷下ろしなどのお手伝いをしたりで改めて、
「個人で、これほどの量の甲冑、小道具、背旗を所持されている・・・(!)」
事に、驚かされました。
林先生も、たくさんの衣装や小道具をお持ちでしたが、そこに費やした月日と、思いの強さに打たれます。。。
体育館は、作り場と化しました。
ですが、はわゆサンは今回、甲冑隊に殺陣の演武をお願いされておりました。
今回お付き合いして下さるのは、加藤正樹さん。
ヒーローショーのお仕事をよくされている方で、「ショー形式の演武」に堪能なお方☆
・・・はわゆサン、久しぶりに甲冑の殺陣の振付・稽古に奮闘しましたが、加藤さんの知恵にずいぶんと助けて戴きました。
ありがとうございます! <(_ _)>
・・・さて。
はわゆサンが演武するというので今回、「ねんきら」でお世話になっているお料理カメラマン・永井氏の粋な計らいで、スチール撮影をしてくれる事になりました。(写真協力、ありがとうございます♡)
ご自身は今回、仕事で来られないという事で、はわゆサンが女性だからと、女性のカメラマンが来て下さったので嬉しく、楽しく仕事をさせて戴きました。
甲冑行列の後で、演武を2回。
この日は、真田丸で出浦昌相役を演じる寺島進さんがゲストという事で、イベント開始の合図として、出陣の声を上げて下さいました。
道端では、マラソンでよくある給水場が設けられ、ポカリスエットや麦茶の用意も嬉しく、そしてとにかく暑かった・・・。
はわゆサンは今回、行列の折には甲冑を着けてで、演武の方は「動きやすい方が、良いでしょう」との配慮で、小具足に陣羽織で臨みました。
せっかくなので、槍と薙刀の演武を試みましたが、いちおうはお褒めの言葉も戴けたので、ともかくもホッと致しました。
演武会場が「岩櫃ふれあいの郷」、つまり日帰りの天然温泉にホールが併設されている場であったので、最後には入浴券を戴いて、温泉まで楽しめました。 (^_^)v
土地の女性とお話をしましたが、お金を払っても400円、60歳以上なら1回300円との事で、お風呂代わりに利用されている方も多いそう。
・・・実は岩櫃の土地のすぐ近くには、はわゆママが湯船で永眠したという温泉郷があるのです・・・。
それ以来、はわゆ兄の勧めでなんとか、7回忌の年にお宿に挨拶には行けたのですが、それ以来、群馬県から何とはなしに、足が遠のいていた・・・はわゆサン★
今回のこのご縁で、またこの土地に来ることが出来たんだなぁなどと、なんだか感慨深くなってしまった演武の旅路でした。