かき玉汁のレシピ
真っ青な空に、緑の風。
女房のお咲と共に、長屋で迎えた新しい朝。
初めての朝に彩り添える、黄色い花びら、きれいな、きれいな・・・かき玉汁。
材料
  • ★2人分の材料です。
  • (a)昆布(5cm角)………1枚
  • (a)水………2カップ(400cc)
  • 削り節………1/2カップ(100cc)
  • 卵………2個
  • 万能ねぎ………1本
  • 塩………少々
  • 片栗粉………大0.5
  • 水………大2
  • [b]塩………小0.5
  • [b]しょう油………小2


  • ※しょう油に、注意!
作り方
  1. (a)を鍋に入れて30分以上おく。
    中火にかけ、沸騰してきたら昆布を取り出し、削り節を入れ、浸ったら静かにこす。
  2. 万能ねぎは小口切り、卵はボウルに割り入れ、軽く溶きほぐす。
  3. 鍋に1番出汁を戻し入れ、中火にかけたら、沸騰してきたら水溶き片栗粉を加えて一煮立ちさせる。
  4. 溶き卵を細く流しいれ、大きくかき混ぜて沸騰してきたら[b]で味付けをし、好みで塩で塩梅を調え、椀にうよそう。
    吸い口に万能ねぎを添える。
ちょこっと一言

お江戸の頃から伝わる、かき玉汁でーーーっす! ヾ(@°▽°@)ノ

・・・もっとも、お江戸の頃は「煮たてたすまし汁に、溶き卵をかき混ぜながら溶き入れた」だけで、ちらした卵が沈まないように、でん粉で濃度をつけたりしない、さらっさらのすまし汁仕立てのお汁だったようです。
なので「かき玉汁」とはいわず、料理書には「溶き入卵」として紹介しています。

・・・振り返れば、小学校の家庭科の授業で初めて習ったのが、お味噌汁とこの「かき玉汁」でしょうか。
カンタンながら、この卵のふわふわ具合が上手くいかず、特に白身の部分なんか、ぼってりとした塊に仕上がる事も多かったような。。。

今回のポイントは、カツオ出汁の簡便的な方法ですね。
「お茶パック」、又は「だし取りパック」などの名称で売られるパックに、こうして削り節を入れておくとすぐに使えて便利で、濾す必要もありません。

後は濃度をつけて、菜箸を2本とはいわず、多めに使って溶き卵を入れたらよくかき混ぜましょう。
ふんわり、あったかいお汁が、アナタの身体を温めます。 (^-^)
栄養情報
カロリー: 132キロカロリー(1人分)