材料
- ★4人分の材料で、ご紹介をしています。
- (a)水………4カップ
- (a)昆布(5cm角)………2枚
- ニンジン………1/2本
- 里芋………4個
- コンニャク………1/2枚
- 竹輪………1本
- 干しシイタケ………4枚
- ぬるま湯………1カップ
- [b]しょう油………大2
- [b]みりん………大1
- [b]酒………大1
- 水………大4
- 片栗粉………大2
- 塩………小1~
※しょう油に、注意!
作り方
- 干しシイタケは、戻してから4つに切り、戻し汁はとっておく。
(a)は鍋に入れて30分以上置く。
- 里芋、ニンジンは皮を剥き、小さめの乱切りにする。
里芋は塩でこすり合わせて、ヌル付いてきたらそのまま茹でこぼす。
コンニャクは塩をかけてから揉んで、さっと洗ったら、小さめに千切る。
竹輪は、5mmの厚さで輪切りにする。 - (a)の鍋に、干しシイタケの戻し汁、里芋、ニンジン、コンニャクを入れて中火にかけて、沸騰してきたら昆布を取り出し、アクを掬いながら、具が柔らかくなるまで煮る。
- 3に、干しシイタケ、竹輪を入れて軽く煮たら、[b]を入れてひと煮立ちさせて、塩で味を調える。
水溶き片栗粉でとろみをつけたら、更にひと煮立ちさせて火を止め、椀に盛り付ける。
ちょこっと一言


「のっぺい汁」とは、日本全国に分布する郷土料理である。。。
・・・はわゆ家の食卓には、一度も上った記憶はないんですが、どうも世間様では、そういったモノであるらしい★
そこの処を皆さま、ご存じでしたか??? (^_^;)
・・・漢字で角と、「能平」、あるいは「濃餅」とも。
原型はやっぱり、お寺さんの宿坊とか。
基本は、お料理を作った後の余り野菜で作った、始末な献立であったとか。 (゜_゜ )
これが高級になれば、普茶(つまりは、精進)料理は、「雲片」なる献立に。
具だくさん、とろみのかかった澄まし仕立なのはもとより、長野県は佐久地方では、中山道をゆく大名にも提供したお料理なんだそうで、その時にはちょっとリッチに鴨肉なんかも忍ばせていたとか。。。
全国的に有名という処で、ぜひとも押さえて戴きたい家庭料理36品の一品としてご紹介してみたのですが、いかがでしょうか。
油で炒めて仕上げる「けんちん汁」とも違って、こちらはさっぱりとした味わいに。
心温まる「のっぺい汁」、冷蔵庫の残り野菜のお片付けにもぜひ、お役立て下さい。 (^_^)/
栄養情報
カロリー: 102カロリー(1人分)