千枚漬け
おい、おきみ、なにオデコにシワ寄せて切ってんだい。
うるさいねぇ、美味しかったから、大根で出来るか、挑戦してみてんだよ、
おきみの腕では、あんなに薄く切れるかどうか、仕上げはいかが?
大根で作った、千枚漬け。
うるさいねぇ、美味しかったから、大根で出来るか、挑戦してみてんだよ、
おきみの腕では、あんなに薄く切れるかどうか、仕上げはいかが?
大根で作った、千枚漬け。

ちょこっと一言


今回の大根料理は、京都の漬け物として有名な、その名も千枚漬けです~。(⌒▽⌒)
ところで、本物の千枚漬けは、京野菜の聖護院蕪を使うんだそう。(゜-゜)
収穫期が11月から翌年の3月くらいまでなんだそうで、その間にしか生産・販売をしない、本当に旬のお漬物なのだとか☆
その起源はといえば、もともとは聖護院蕪を薄くスライス(この蕪は大きいので、千枚にもスライスするからとか、スライスすれば、千枚にもなるからだとか説があるそう☆)。
この漬け物は、慶応元年(1865年)に御所の料理人の、黒屋藤三郎が考案したとか。(゜-゜)
・・・当時は、採れたての聖護院蕪をスライスして、まずは塩漬。
余分な水分を取り除いたら、その後は、良質の昆布だけで本漬を行い、乳酸発酵をさせたモノだったんだそう。
蕪の甘味と乳酸発酵の酸味、昆布の旨味が利く漬物だったそうですが、第二次世界大戦後は、砂糖やお酢、調味料を加えての「酢漬けの千枚漬け」に変化していったんだとか★
「ねんきらレシピ」では、いつでも手に入りやすい大根で、昔ながらの作り方を参考に飯嶋先生が紹介して下さっています。
大根の甘みと、ぬんめりした昆布の感触がアッサリ、いけます。
浅漬けでなく、一晩漬ける処が千枚漬け風、でしょうか。
ぜひぜひ、お試しください~☆ (^-^)
栄養情報
カロリー: 26キロカロリー(1人分)