ちょこっと一言

太刀魚は、なんと(!)
江戸の頃は、あんまり人気がなかった魚らしいんです。(^_^;)
十一代将軍・家斉の頃に、『魚鑑(うおかがみ)』という本が出版されました。
なんでも、武井周作というお医者さんが日本橋に越して来たので、この際、魚河岸に通って魚の旬や栄養について書いたれ、という感じの実用書だったそうです。
その中に、
「鱗なく色雲母紙(いろきらがみ)のごとく。状狭長(ほそなが)にして、刀剣に似たり。はらに毒あり。洗い去るべし」と、あるそう。
・・・なんだか、お腹に毒があるから宜しくないという迷信で、人気がなかったらしいです。。。
誰がそんな事を言い出したのか判りませんが、人気はなくても、料理書には「おらんだ和え(油を使った料理らしい★)」や、「鉄砲和え(すり身にして、唐辛子味噌や辛子味噌で和えたモノ)」が記載されてますので、全く食べられなかった訳でもないようです。(゜-゜)
太刀魚は、ウロコのない魚なので捌き易く、扱いもカンタンな処が魅力的。
はわゆサンが子供の頃は、どこのスーパーでも『ムニエルに!』と書いてあった食材でしたが、シンプルレシピ・塩焼きでも、もちろんいけます。(^_^)v
この暑い夏、ぜひ、ぶつぶつっと切って焼くだけレシピ、塩焼きをお試し下さい~☆
栄養情報
カロリー: 150キロカロリー(1人分)