手作り飛龍頭のレシピ
えぃ、こいつの名が、飛龍頭(ひりゅうず)だって?
お江戸の土地では、がんもどきってんだ、覚えとけ!
西だ、東のと人は言うが、旨けりゃいいのは、俺だけか(?)
材料
  • ★2人分の材料です。
  • 木綿豆腐………1丁
  • 塩………少々
  • サラダ油………適宜
  • (a)片栗粉………大2
  • (a)しょう油………大1.5
  • (a)砂糖………大1.5
  • (a)卵………1/2個
  • (a)塩………少々
  • [b]ひじき………3g
  • [b]ニンジン………20g
  • 揚げ油………適宜
  • ※お好みで、枝豆を入れても美味しいです。


  • ※片栗粉、砂糖に注意!


  • ※しょう油に、注意!
作り方
  1. 木綿豆腐は一口大に割って、塩を入れた湯で2~3分茹でてザルにあげ、水気を切る。
    ひじきは、たっぷりのぬるま湯に戻して、水気を切る。
    ニンジンは、千切りにする。
  2. すり鉢に、水気をペーパータオルでおさえた木綿豆腐、(a)を入れてすり混ぜ、[b]を加えて、ざっくりと混ぜる。
  3. 手にサラダ油をつけてを8等分し、揚げ油を170度に熱し、色よく揚げて油を切る。
ちょこっと一言

今回の江戸の三白料理、お豆腐編は、手作り飛龍頭(ひりょうず、又は飛龍子とも)。
つまり、がんもどきです~☆ o(^▽^)o

まず、木綿豆腐を塩を入れた湯で湯がくのは、豆腐の水切りの為。
他のどんな手法よりも、この方法の方が一番、水切れが良いのだそうです。

この・・・飛龍頭。
語源はポルトガル語なのだそうで、日本に伝来した当時は、米粉を湯で練って卵を加え、糊状になったモノを少量ずつ揚げて砂糖蜜をまぶしたお菓子だったんですって。( ̄ー ̄;
それが次第に今の形になっていったんだそうで、江戸時代の料理書には、そのどちらも記載されているんだそうです。(゜-゜)

ちなみに、関西では飛龍頭といいますが、関東では、がんもどきで名が通っているとか。
なんでも、がんもどきの『がん』は、鳥の雁(がん)から来ているとか★
このお料理、鳥の雁の肉の味に似ている、~もどきという言葉から、その名前を得たのですって、へ~え。(^▽^;)
揚げたての美味しさはまた格別、ぜひお楽しみください~☆
栄養情報
カロリー: 320キロカロリー(1人分)