空豆ご飯のレシピ
おい、おきよ、今日は遠出の普請だから、昼飯も拵えといてくんねぇ。
亭主の言葉に、おきよは大変。
朝飯は茶碗で、昼は握りで・・・空豆ご飯。
材料
  • ★4膳分の材料です。
  • (a)米………2合
  • (a)昆布(5cm角)………1枚
  • (a)みりん………大1
  • (a)水………2カップ(400cc)
  • 空豆………150g(さやから出して量って下さい)
  • 塩………小1
  • 三つ葉など………少々


  • ※米、みりんに注意!
作り方
  1. 米は洗って(a)を合わせて吸水させる。
    豆はさやから出す。
  2. 昆布を取り出し、塩を加えて混ぜたら、米の上に昆布、豆をのせてから、蓋をして炊きあげる。
  3. さっくりと切り混ぜ、器に盛り付けて三つ葉などをのせる。
ちょこっと一言

空豆はどうやら、安土桃山の頃に日本に伝わった食材だそう。

地中海東部が原産で、エジプトの時代では主食扱いだったそうですが、日本は何しろ、お米が主食ですよね★
空豆もかような訳で、甘く煮てのお多福豆やら、莢ごと煮てオカズにしたりといった扱いになったようです。 (゜-゜)

関西の方では、若い空豆の莢の裏側の硬い薄皮部分を剥いて、薄味に煮て食べると資料にありますが、一回食べてみたいですね。

この空豆ご飯は、日本独特の糧飯(かてめし)。
・・・つまり、お米の嵩増しとして楽しまれた事でしょう。
豆のほっこり、シンプルな塩味ご飯です。 (〃∇〃)
栄養情報
カロリー: 408キロカロリー(1膳分として)