材料
作り方
ちょこっと一言


江戸の十代将軍・家斉の頃から、日本橋人形町にある有名店「玉ひで」・・・。
御鷹匠(おたかじょう)の家に生まれた、山田鐡右衛門さん。
・・・この御鷹匠ってのは、将軍家の前で鶴(!)を切って捌く、格式の高い包丁捌きを披露し、見せる場としてこの地に店を構えました。
・・・うーむ、鶴という処が、時代ですね。。。(^_^;)
それが十三代将軍の頃には「軍鶏鍋屋」と化し、いよいよお江戸も開城(!)
明治の20年代後半になって、お客の数名が、「鶏鍋の割下に、卵を割り入れて楽しむ姿」を見掛け、それならばと当時の女房の「おとく」さんが考案したのが、親子丼の原型だとか★
・・・もっとも、考えてみればこの店は代々料亭で、歴史も豊かなお店なので、そこで丼を食べるのも野暮天だという事と、当時はお料理を全部平らげるのは、はしたない・・・という風習があったそう。(^_^;)
「汁かけ飯など出すのは、家格が下がるから」と、お店では出さずに店屋物だけで出していたりと、なんだか紆余曲折あるレシピのようです。。。
レシピとしてのポイントは、卵を中心から外に向けて流し入れる事だそう。
外から回すと、鍋近くから固まるからとの事。
老舗の親子丼も良いでしょうけれど、いっその事、玉ねぎを入れずに、鶏肉だけで作っても美味しいのだそうです。
ここで使う出汁は、昆布でも、鰹でもOK!
ぜひぜひ、お好みの親子丼を極めてみて下さい~☆
栄養情報
カロリー: 789キロカロリー(1人分)