作り方
ちょこっと一言


はわゆサンは、ごくたまに「武士の饗応料理」という催しに参加する事があります。
加賀藩の殿様のお食事を整えていたという方の末裔、緋宮栞那さんが主宰するイベントで、殿様が殿様を接待する際のお料理を再現されているんだそうです。
そこで出会った「岩石卵」が、あまりにも錦玉子に似ていたので、せっかくの機会なので、緋宮さんにお尋ねしてみました。
・・・ちなみに、はわゆ家には「錦玉子を作る習慣は、なかった」のですが、、、
岩石玉子は饗応料理の一つで、やっぱり茹で卵を白身と黄身に分けて作りますが、当時の殿様の世では、お砂糖はなんと(!)
薬扱いを、されていました★
饗応の場にいる全ての人に分け与えられるよう、そこを大事にしてこのレシピは作られているんだそうですが、ちなみに当時の武士は、「時の声をあげるニワトリ」は、余り口にする事はなかったとか★

その貴重な玉子、茹でて黄身と白身に分けて裏ごし。
白身は水が出てしまうので、塩と砂糖を加えて裏ごししてから、なんと(!)
・・・一晩、置いておくとか★
この辺りの時間の掛け方が、饗応料理なのかもと、感じ入ってしまう・・・・はわゆサンでございます。 (^_^;)
ちなみにこういった料理法は、大奥を去った女性たちが伝えたのだとも。
・・・何しろ故郷に帰れば、彼女たちもそこは、生活をしていかねばならず★
大奥でのしきたりや礼節、そういったモノと共に伝えたとかで、このレシピはわりあい、何処の藩でも手掛けていたモノなんだそう。

甘くて、華やかな・・・錦玉子。
こんなお話をしながら、楽しんで戴けたなら、幸いです。 (^-^)
栄養情報
カロリー: 215キロカロリー(1人分)