材料
作り方
ちょこっと一言

デパートで働く知り合い曰く、昔は「大吟醸の酒粕なんていったら、引く手数多(ひくてあまた)」。
年末のお客様へのお土産品として、大・重宝していたのだとか★
・・・ですが歳月は流れ、今は「大吟醸の酒粕」を欲しがる人も少なくなったとか・・・しくしく。
日本酒で大吟醸といったら、その酒蔵で作る最高級なお酒を意味します。
精米したコメと水と麹を仕込み熟成、その出来あがった上澄みが日本酒で、その搾った残りが「酒粕」になります。
この酒粕、プチプチした粒の多いもの、粒がなくて半練り状のモノ、硬くて割れるモノなど、蔵や酒の質によるのか、幾種類かあります。
私は半練り状のを愛用してますが、高級な酒粕ほど持ちが良いとは、酒屋さんの談。
このレシピでは、酒粕をまず煮汁で溶かし入れ、それから余り沸騰させません。
こうすれば、溢れんばかりの酒粕の香りが楽しめます。
・・・でも中には、この香りが苦手だという方もいらっしゃる。
そんな場合は、逆に少し煮込んでやると、香りが飛んで食べやすくなります。
日本の伝統的な発酵食品の酒粕ですが、悪玉コレステロールを下げてくれたり、便秘改善、アミノ酸やビタミンを含む健康食品で、大活躍です。
酒粕が余ったら、私はお味噌汁に入れています。
少量加えるくらいなら、それほど粕臭さはありません。
お酒に弱い人は、ほんのり良い気分になるそうですが、身体も温まる健康レシピです。
栄養情報
カロリー: 237キロカロリー(1人分)