鯛の兜煮のレシピ
今日は、祝いの席だ、へっ、俺の腕前をとくと、見やがれィ~。
東に出ますは、牛蒡の大群。
棍棒でへし折り、捧げますのは、鯛のお頭。
いよっ、兜煮ィ、い~ィ面構えだぜい。
材料
  • ★2人分の材料です。
  • 鯛の頭………1尾分
  • ゴボウ………1本
  • 酢水………適宜
  • (a)昆布(5cm角)………1枚
  • (a)水………300cc
  • [b]酒………大2
  • [b]砂糖………大2
  • [b]しょう油………大4
  • [b]みりん………大2
  • 三つ葉………適宜
  • ショウガ………2片


  • ※しょう油に、注意!
作り方
  1. 鯛の頭はえらぶたを取って洗い、2つに割り、流水に5分ほどさらす。
    ゴボウはすりこぎでたたき、4~5cmの長さに切り、酢水にさらす。
    ショウガは針生姜にして、水にさらす。
    三つ葉は2cmの長さに切る。
  2. (a)はあわせて30分おく。
    [b]を加えてゴボウを入れて火にかけ、沸騰してきたら鯛を入れて、落とし蓋をして煮る。
    火が通って、煮汁が少なくなってきたら皿に盛りつけ、針生姜と三つ葉をのせる。
ちょこっと一言

飯嶋先生、渾身の真鯛を捌いての、兜煮でございます~。
もし、そんな快挙を望む方がいる場合を想定して、今回はお話してみます。

まずは、鯛のウロコを落とします。
鯛の鱗(うろこ)はとても固いので、落とさないと捌けないんだそうです。(-"-)
また、背びれも堅くて手を怪我し易いとの事なので、気を付けましょう。
兜煮なので、顔面のウロコは特に念入りにはがしちゃって下さいね。
また、エラは、鯛にとっての浄化装置。
ですので、ここも念入りに洗ってあげて下さい。( ̄ー ̄;

ゴボウは、叩けば割れ目が入り、味がしみ込みやすくなります。
酢水でアクを抜きますが、針生姜を水にさらすのも、やはりアク抜きが目的です。
また、落とし蓋は「キッチンペーパー」がベスト(!)
煮汁が魚に掛り易いばかりか、アクまで吸い取ってくれる優れモノです。(^_^)v
豪勢な兜煮、お祝い事の時にでも挑戦してみて下さいね~☆
栄養情報
カロリー: 286キロカロリー(1人分)